事務所通信

節税のヒント 【長寿企業に学ぶ持続的成長の知恵】

このところ気がつけば【裏事務所通信】のネタが税金ばかり・・・いくら本業とは言え面白くないので急きょ今回より私が気になった経営に役立つと思うことを、ご紹介していきたいと思います。栄えある第1回は【長寿企業に学ぶ持続的成長の知恵】というお話をご紹介したいと思います。

まず長寿企業=創業200年以上、老舗企業(広義の長寿企業)=100年以上存続というのを前提に定義づけたとき、日本には長寿企業が3,113社、老舗企業が五万社(推定)存在するんです。実はこれこそ日本企業の世界に誇る財産なんです。ギネスブックに最古の企業として登録の企業は【金剛組】で西暦578年創業とのこと・・・約千四百年続いてるんです。大化の改新より前ですよ!

もっと言うと、千年以上続いてる企業は19社、五百年以上となると124社らしいです。視点を世界にむけると、全7,212社中、3,113社ですから約43%が日本の企業なんです。もちろん長く存在するんですから、成長し発展し続けているんですね。①財務、理念、人事等のマネジメントシステム、②経済の持続的成長、③家業を継続・承継する意思が三位一体になって長寿が成り立つというのがミソのようです。もっとお話ししたいですがこのあたりで。

(出展:『三代、100年潰れない会社のルール』後藤俊夫 著、プレジデント社刊)

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