こんにちは、梅雨が明けたかと思うとうだるような暑さ、まさに猛暑、酷暑というにふさわしい毎日です。ついエアコンの設定温度を強めにしたり、就寝時にタイマーを長くセットしすぎたりしがちです。くれぐれも体調管理には気を付けてください。さて今回ですが、国税庁発表の【平成24年度租税滞納状況】についてご紹介したおと思います。これによると、全税目の新規発生滞納額は5,935億円で前年度より2.3%減少で、そのうち多くの割合を占める消費税の新規発生滞納額は3,180億円で前年度比1.2%減だったとのこと。
また、前期より繰越し中の滞納額は1兆3,617億円前年比4.1%減で、うち消費税は4,169億円で前年比2.0%減だったそうです。繰越し中の金額は全体では平成11年度以降、14年連続で減少しているそうです。消費税においても平成12年度から13年間減少傾向とのこと。金額ベースで過去と比較すると、平成4年度が1兆8,903億円であったので実に31.4%の水準にまで減少したということです。この金額が大きいのかどうか、回収に要する費用に見合っているのかどうか、なぜ発生するのかという根本的な解決策はできているのか・・・考えると尽きない話だと思います。消費税の滞納割合が高い中、来年にはいよいよ【消費税の税率引上げ】どうなるのでしょうか。
(出典:国税庁『平成24年度租税滞納状況』、税理士新聞第1421号)