事務所通信

経営のヒント(18)

こんにちは、いつもお世話になっております。東日本大震災におきまして被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し深くお悔やみを申し上げます。被災地におかれましては、一日も早く普段の生活に戻れますよう、皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。福島第一原発の事故もまだまだ予断を許さない状況ですが、できうる限りでの早期の復興を祈るばかりです。

さて、今回のテーマですが、何かと気になる【消費税】についてご紹介いたします。導入がごり押しだったという経緯もあり、問題が未だに多々ある税金制度です。

まず1点目に【逆進性】。所得差に関係なく同じ税率だというもの。2点目に【益税】。消費者は消費税のつもりで払ってるのに、合法的に事業者の手元に残る金額のこと。3点目は【景気減退の要因になる】。これは説明の必要はないかと思います。

これらの問題点に加えて、税率アップのウワサ・・・。主要外国との比較がたびたび出てきますが、そもそも他国と税制が違うので消費税率だけを比較しても意味がないんですね。改正されるにしろ議論は尽きないでしょう。

(出典:『消費税のカラクリ』 斎藤 貴男 著、講談社現代新書)

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