事務所通信

経営のヒント(131)

 こんにちは。今年の暑い夏もようやく陰りが見えてきて、朝晩は秋の気配を感じるようになってきました。しかしコロナ禍の陰りは見えずマスクをしての日常はまだ続くようです。来年に延期となった東京オリンピックをもし今年開催していたら、開幕当初の7月の連休を思いだしてください。記録的な冷夏で梅雨が長引いた影響で、降雨量は例年の2倍以上で日照時間も統計開始以来の最短でした。選手や観客は辛抱できるし、競技によってはむしろ快適だったかもしれないですね。しかし大会の後半8月には状況一変して、連日の真夏日で早朝から30度を超え昼間は40度を記録する酷暑、天気は快晴でしたが選手、観客共にコンディション適応を含め過酷な大会になったでしょう。記録どころではないように想像します。来年はどうなることやら、自然環境と体調管理、コロナ対策と気を遣う事でしょう。延期になったことで発生する費用の一部をスポンサー企業に追加拠出として要請しもめているようです。報道にはなっていませんがこちらも興味深いです。さて本題ですが、マイナポイントってご存知でしょうか?舘ひろしさんが着ぐるみ着てるCMのやつです。マイナンバーカードに連携したキャッシュレス決済サービスを利用したときに還元されるポイントのことです。今年の91日から来年3月末までの期間限定で実施されています。利用にはまず、スマホやパソコンからキャッシュレス決済サービスやクレジットカードとマイナンバーとの連携申込みが必須です。連携した決済サービスで買い物や入金を行うと、その25%にあたるマイナポイントが付与されます。通常のポイントと同様の取扱いで期限等もそれぞれのサービス規定に準拠します。破格の25%に惹かれますが、ポイントは15千円分の上限があり、2万円の買い物まで還元を受けれるというものです。そう聞くと若干残念ですが4千万人の利用を見込んでいるということです。8月末現在で377万人の申込み状況で、今後は郵便局やショッピングセンターで手続きでいるようにしていくそうです。総額2千億円の大事業ですし、財源は国家予算からです。慎重に見守っていきましょう。

(出典:税理士新聞第1674号 2020825日号、1675号 202095日号、1676号 2020915日号、総務省HP

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