事務所通信

経営のヒント(128)

 こんにちは。毎日マスクを着用しているのでそろそろ日焼けのマスク跡が気になりだしてきました。冷感マスクよりもマスク無しがいいなぁと思いながら梅雨入りと初夏を感じています。世界中の【新型コロナウィルス蔓延】もアジア、欧米は終息に向かってきてこれからの付き合い方(ウィズコロナ)を探っていく時期になってきました。しかし、視点を変えると南米では猛烈なスピードで感染爆発が起こっていますし、アフリカや中近東はどうなっているのか情報が無いように感じます。国内では東京アラートも19日には解除になるとの事ですし、2020年度の第2次補正予算も可決しいよいよアフターコロナに差し掛かってきた実感がしております。この経済対策ですが、皆さんに支給される定額給付金(10万円/人)や持続化給付金、雇用調整給付金(今回から上限15,000円/日)、コロナ特別融資、家賃支援給付金等の財源です。金額ベースでは4月成立の第1次補正予算額と今回(612)成立の第2次補正予算の合計歳出額は160兆円を超えることになりました。この数字だけではピンとこないですが、2011年の東北大震災時の補正予算は3次まであり合計18兆円でした。今回の金額の巨大さが理解できるでしょうか。今は非常事態ですので行政からの恩恵はできうる限り享受すべきですが、2011年の時も次年度からの増税は記憶にあると思います。国債発行(借金)と税収で財源の穴埋めが必要になります。次の税制改正では復興税(仮称)が大幅に設定されるものと予測して間違いないと思います。悲観的になる事はさておき、コロナに負けず頑張りましょう。

(出典:税理士新聞第1665号 2020525日号、1666号 2020625日号、1667号 2020615日号、日本経済新聞HP

タイトルとURLをコピーしました