事務所通信

経営のヒント(31)

こんにちは!早やゴールデンウィークも終了し季節は5月折り返し、6月には梅雨時期・・・初夏。なんて言う早さなんでしょう。さて今回のお話ですが、今年もまだ予算案が国会通過せず改正税法が固まらない現状ですが、先のように時間だけは過ぎていく、当然決算期もやってくる。この5月は法人の決算申告の一番多い月です。来期に向かって対策をと思っても税法が後だしで出てくるので頭を悩ませるところです。赤字は赤字で悩ませるところですが、黒字の場合、思わぬ利益では節税対策が必要です。しかし一度で悩みが解消するような駆け込み節税策はすぐに法的なくさびが打たれます。日頃から適正な記帳をしたうえでの余裕をもった対策、これが一番です。中にはあえて税制のグレーゾーンを狙った事を示唆されることがありますが、高リスクであるとの認識と自己責任でお願いします。事前対策ができれば十分に対策は出来ます。そのためにも早めの月次決算を目指しましょう!

(出典:『あらゆる領収書は経費で落とせる』大村大二郎 著 中公新書ラクレ)

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