事務所通信

経営のヒント(114)

 こんにちは。もうすぐゴールデンウイークというのに朝晩は肌寒い日が続いております。お身体にはくれぐれもお気を付けください。かくいう私も今年は最強クラスの花粉症に悩まされ続けております。例年であればもうすぐ解消されるのですが、今年もそうであってほしいと願うばかりです。41日に政府から51日からの元号は【令和(れいわ)】にするとの発表があり、当日はニュースに注目されていたことと思います。決定に際しては入念な調査の元行われたそうで、新元号発表時点で社名に【令和】を使っている企業はゼロ件だったそうです。ただし、読みが一致するひらがなで【れいわ】を冠する企業は3社、カタカナの【レイワ】は同じく3社で計6社だったそうです。これまでの元号で見ると、【明治】を冠した企業は764社、【大正】435社、【昭和】2,640社、【平成】1,270社が存在したそうです。さいたま市のある企業では、発表直後に『㈱令和コンサルティング』に変更したそうです。【平成】時には発表後少なくとも143社が社名に組み込む変更をしたそうなので、【令和】も今後増えていくでしょう。この改元に伴いシステム改修や印刷変更等で大変な作業になっている方も多いとお聞きしておりますが、税務関係の書類での対応を調べてみると、源泉所得税の納付書では【平成】の文字の二重線での抹消や、【令和】という文字の追記といった補正は必要ないとされています。また、支払い年の欄への記載も本来は【01】ですが、平成表記の【31】と記載して提出しても有効と認められます。なお、【令和】と印字された源泉所得税の納付書は、国税庁によると、10月以降に税務署で配布の予定とのことです。

(出典:税理士新聞第1626号 2019425日号、国税庁HP

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