事務所通信

「財務分析」~その①~

今まですごく大まかではありますが簿記、そして貸借対照表と損益計算書のお話をしてまいりました。そして、今回からはそれらの知識をもとに「財務分析」という題目でお話しを進めていこうと思っています。「分析」と聞くと難しく思われると思いますが、「こんな感じなんだ」という風に解りやすく、お話していこうと思っておりますのでお気軽にお読みください。

ただ、お話しする中で用語が聞き慣れないということが多々出てくるとは思いますが、出来るだけその都度にご説明していこうと思っておりますのでご了承ください。

「財務分析」はある数値とある数値を割ったり、掛けたりした結果、ある比率なるものが出てきます。これが一般論的に高ければよいとか、何%以上ならよいとされています。確かにその通りなのですが、あくまで目安ですので御社に当てはまらなかったりもします。

これは、業界や会社の規模が違ったりすることにより起こってしまうのです。これも今後、お話を進めていく中で出来るだけご説明を加えていきます。

これから「財務分析」のお話しをさせていただくのは、自社の決算書や他社の決算書を見たときに、この数値は良いとか良くないとかが少しでも解れば決算書の見方が多岐にわたり、お役に立てるのではないかと思ったのです。

ということで、次回より代表的な指標なるものをとりあげてお話ししていきますのでご期待下さい。

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